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革の魅力が感じられる本革のランドセル

2017.05.12 (Fri)

ランドセルを背負う2人の小学生

 自分の子供が使うランドセルは、高品質なものを選んであげたいという方。小学生のランドセルに本革が必要なの?と思われる方。考え方はご家庭によって様々ですよね。

 「本革」と聞いて、みなさんはどのような印象をもちますか?
丈夫でしっかりしていそう! 高級な感じがして、値段が気になる…

 お子様のランドセル選びをされていく中で、本革のランドセルに目をとめて、このような印象をもつものの実際のところはまだよく知らないという方もいらっしゃることでしょう。すでにランドセル選びを進めているという場合には、人工皮革とどっちがいいの?といった疑問が浮かんでいるかもしれません。

 自分の子供には、ぜひとも本革のランドセルを選んであげたい!
本革の魅力を知れば、そう思われる方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

 

本革ランドセルの注目ポイント

 本革とは、本物の動物の皮を素材として作られる革のこと。馬、牛、豚、羊、ワニ、鹿など、たくさんの動物の皮が本革の製品に使用されています。使用する動物の種類によって、革の特徴は変わってきます。

 本革の製品は、鞄や財布、靴などで知られていますよね!天然皮革とも言われ、人工皮革や合成皮革とよく比べられます。

 

本革ランドセルの独特の風合い

 本革のランドセルの魅力は、なんといってもその風合いにあります。質感が良く、見た目や手触りには本革特有の魅力があります。ランドセルのショールームや展示会で、実物を一目見たら違いをはっきりと感じたという方もいらっしゃるようです。

 また、使ううちに革が馴染んでくるというのも本革の特徴の一つです。使用を続ける中で味わいが深まっていくというポイントは、人工皮革のランドセルにはない本革のランドセルならではの良さ。6年間使用を続けるランドセルでは、これをより一層感じることができます。

 お父さん、お母さんは、お子様の成長と共にランドセルの革の成長まで見守ることができそうですね!

 

表面の加工にこだわりましょう

 同じ本革のランドセルであっても、表面の加工によっていくつかの点で違いが生まれてきます。

 「シボ加工」という言葉をご存知でしょうか。シボとはシワ模様のことで、革の表面にこれをつけるのがシボ加工。なんでわざわざシワをつけるの?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 活発な小学生のお子様の登下校をイメージしてみてください。夢中になって楽しく遊んでいる姿が目に浮かびますよね。

 その中で、ランドセルを放り投げてしまったり… ランドセルを椅子のかわりにして座ってしまったり…
高価なランドセルを購入されるお父さん、お母さんから悲鳴が聞こえてきそうなシーンも想像できます。そこで気になるのは、ランドセルってたくさんの傷がついてしまうのでは?ということではないでしょうか。

 それに対して力を発揮するのが、シボ加工です。傷がつきにくく、目に見えにくくなるという効果がシボ加工によって生まれます。

 その他にも、「艶あり」のタイプ、「艶消し」のタイプどちらを選ぶかによって見た目の印象が変わってきます。見た目に関しては、実物を見てみるというのが一番良いかもしれません。

 また、本革のランドセルの弱点として、水に弱いということがしばしば挙げられます。本革のランドセルを検討している方には、特に気になるところですよね。この点に関しては、革に防水剤を染み込ませるなど防水加工がなされているランドセルが多くなっています。

 せっかくの本革が雨で濡れてしまったら…できることならそんな心配はしたくないですよね。ランドセルのメーカーによって、なされている加工は様々です。お子様のランドセル選びの際には、こういった点にも着目してみましょう。

 

本革は重さで人工皮革に劣る?

 小学校までの距離が長い、通学に時間がかかるという場合にはお子様の背負うランドセルの重さが気になりますよね。本革のランドセルは、人工皮革のランドセルよりも重いというイメージが強いのではないでしょうか?

 実際に、本革のランドセルは人工皮革のランドセルより重くなる傾向にあります。人工皮革のランドセルが1000g未満から1300g程度であるのに対し、本革のランドセルは、軽いものは1100g程度から重いものになると1500g以上。

 もちろんランドセルの背負いやすさなどの機能によって体感重量は変化します。教科書一冊の重さがだいたい200gですから、この重さをどこまで考慮するべきなのかと迷ってしまうところですよね。

 近頃は、本革のランドセルの軽量化に力を入れているメーカーが増えてきています。本革だから重いのだろうと決めつける必要はありません。

 

水や汚れは拭き取りましょう

 ランドセルに汚れがついてしまった場合や、水に濡れてしまった場合には乾いた布やタオルで拭き取りましょう。こういった作業をお子様と行うことで、ものを大切するということを一緒に学んでいけるといいですね!

 

本革ランドセルの種類

牛と馬

 本革ランドセルの素材の種類は、それほど多くはありません。珍しいところですと、カンガルー革といったものもありますが、主流となっているのは、コードバン(馬革)と牛革を使用した本革のランドセルです。コードバン、牛革は、在庫が少ないという場合があるため、購入の際は早めに注文しましょう。

 

コードバン(馬革)は最高級のランドセル

カバンのフジタコードバン

【画像の引用元:カバンのフジタ

 革のダイヤモンドと称されるコードバン。コードバンを使用したものは、最高級のランドセルと言われます。

 ランドセルとして実際の使用を考えた場合にも、キメの細かい表面のなめらかさと美しい光沢、耐久性の高さに定評があります。革の加工法によっても変化しますが、コードバンの強度は牛革の約4倍と言われることもあります。

 馬のお尻部分の皮の中から、コードバン層と呼ばれる厚さ2mmほどの箇所が革素材として使われます。そして馬一頭から、ランドセルのかぶせ(フタの部分)2枚分しか採取できないと言われています。お分かりの通り、希少性が高くなり高級な革となっているのです。

 コードバンのランドセルの相場としては、7万円〜10万円程度のものが多くなっています。

 コードバンを使用したランドセルと一口に言ってもコードバンをかぶせと大マチ部分などに使用したオールコードバンといった商品や、かぶせ部分のみにコードバンを使用した商品など様々です。コードバンのランドセルであっても部位によっては、人工皮革を使用しているというケースもあります。

 牛革に関しても同じことが言えますが、このようにコードバンがランドセルのどこにどれだけ使われているかという違いによっても価格は変動します。

 

本革の風合いを感じられる牛革

萬勇鞄牛革 

【画像の引用元:萬勇鞄

牛革の魅力は、手触りと風合いの良さ。牛革も耐久性が高いです。使い始めは硬く感じても、使っていくうちにだんだんと馴染んできます。

 一般的に牛革のランドセルには、ステアバイトという2歳以上の牡牛の皮が使われています。コードバンと比べると価格は低くなり、相場としては5万円〜8万円程度のものが多くなっているので、本革でありながらコードバンより手の出しやすい価格帯になっています。


 ランドセルは、小学生活の6年間使用するものです。お子様、そしてお父さんお母さんが、本革の魅力をじっくりと味わうことのできるチャンスと言えるかもしれませんね!

 

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