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形状、素材、価格で多様なランドセル

2017.05.25 (Thu)

ロッカーに入ったランドセル

 小学校に入学されるお子様に必要なランドセル選び。初めてお子様が小学校に上がるという方は、どんなランドセルを選んだらいいか悩んでしまうものですよね!

 一見同じように見えるランドセルにも、形状や素材で実にいろいろな種類があります。機能や価格を左右する重要なポイントなので気になるという方も多いことでしょう。

 

ランドセルってどんな種類があるの?

 ランドセルは形状により縦型と横型の2つがあり、かぶせ(蓋)の長さにより全かぶせと半かぶせの2つのタイプがあります。横型のほとんどが半かぶせなので、全かぶせ縦型、半かぶせ縦型、半かぶせ横型の3つと考えてもいいかもしれません。

 

定番の全かぶせ縦型

キッズアミ牛革ボルサ学習院型

【画像の引用元:KIDS AMI

 全かぶせ縦型のランドセルは、かぶせが本体の下まであり底に留め金がついてるタイプ。現在最も多く使われており、学習院型とも呼ばれています。留め金が底についてるため、後ろから開けられにくい点は安心です。

 

おしゃれな半かぶせ縦型

キッズアミカジュアルフラットキューブ縦型

【画像の引用元:KIDS AMI

 半かぶせ縦型のランドセルは、かぶせが本体の途中まであり、背面に留め金がついているタイプ。

 使用するお子様が少なく、ランドセルっぽさが強くないためおしゃれです。全かぶせと微妙にサイズが違うことで、大きめの教材が入らなかったり、ランドセルカバーが合わなかったりすることがあります。ランドセルを立てたまま物を出し入れできるので便利ですが、後ろから開けやすくなっていることには注意して下さい。

 

個性がいっぱいの半かぶせ横型

キッズアミカジュアルフラットキューブ横型

【画像の引用元:KIDS AMI

 半かぶせ横型のランドセルは、ランドセル本体が横長でかぶせが背面までのタイプ。ワイドランドセルとも呼ばれてます。本体が大きい分、縦型よりもたくさん物が入り、半かぶせ縦型以上に使う子が少ないため大変個性的です。小柄な低学年のお子様には大きすぎるという場合や、ランドセルカバーのサイズが合わなかったり、学校によっては禁止しているところもあるので購入の前には確認するようにしましょう。

 

ロッカーへの出し入れに便利な「キューブ型」

 その他、通常のランドセルのように背当てと大マチの縫合部分がヘリになってない「キューブ型」というのもあります。ヘリがないので引っかからず、ロッカーからの出し入れに便利ですよ!

 

ランドセルの素材はどんな革?

 ランドセルといえば、革のイメージが強いかもしれませんね!ランドセルの素材には、どんなものがあるのでしょう。ここでは現在のランドセルに使われている素材と、その特性をご紹介します。

 ランドセルの素材には、牛や馬などの動物の皮を鞣した天然皮革と、革に似せて人工的に加工した人工皮革の2種類があります。天然皮革でランドセルに使われるものは、牛革とコードバンがほとんどです。

 

多様な表面加工から選べる牛革

 ランドセル用の牛革には、一般的にステアバイトという生後3~6か月で去勢した2歳以上の牡牛の革が使われています。ランドセルではこの牛革に表面加工し、つるつると滑らかな感じのスムース加工や、独特のしわを浮き出させたシボ加工、ほとんど加工を加えないヌメ革などが使われています。牛革のランドセルは人工皮革よりも高級感があり、風合いや耐久性に優れています。

 最近では防水加工したものが多くなっていますが、雨に濡れた場合には拭き取り、陰干しして乾燥させるのが長持ちさせる秘訣です。

 

貴重で頑丈なコードバン

 コードバンとは馬の臀部の皮の裏側、厚さ1~2mmほどの緻密なコードバン層という部分から削りだした素材で、馬一頭からかぶせ2枚分程しか取れないもの。こうした貴重性から、高級感と品格は他の素材の追随を許しません。

 耐久性も抜群でコードバン層のみの単層構造のため、一般的な表層とベースの二層構造の革のように、表層のゆがみによるベースとの間の「浮き」が生まれません。加えて高密度であるため、牛革の3~4倍の強度があると言われています。

 コードバンは高級感や風合い、耐久性で牛革以上に優れていると言えます。雨などで濡れたときには牛革同様に対応されるとよろしいかと思います。

 

軽くて耐水性に優れた人工皮革

 人工皮革は、主に不織布を中心とするマイクロファイバーの布地に合成樹脂を含ませたさせたもの。もしくはその上にさらに合成樹脂を塗布して革に見えるように加工した生地。天然皮革と比べて200~300gほど軽いです。耐水性が高いことから、雨や雪で濡れた場合にもシミができたり傷んだりすることがほとんどありません。また、天然皮革よりもカラーバリエーションが豊富になっています。

 

ランドセルの価格はどのくらい?

 ランドセルは1万円で買えるものから、15万円を超えるものまで様々です。主力の価格帯は3万円から5万円代で、特に4万円代の商品が人気となっています。

 

5万円代までが中心の量販店系

 最近増えてきた量販店系のランドセルは、大手メーカーの人工皮革の商品を中心に、だいたい5万円代ぐらいまでのものが多いです。2~3万円代を中心とする低価格路線を維持する店がある一方、高級なランドセルを強化している店もあります。

 例えばコードバンの10万円を超えるランドセルをはじめ、天然皮革を中心に5万円を超える高級な商品も増えてきています。低価格のランドセルを選ばれた方は、壊れた時の修理保証がどこまでついてるか、防水や撥水などの加工の有無は要チェックです。

 

5~8万円代が主力の百貨店系

 百貨店も大手メーカーの商品が主力ですが、量販店よりもワンランク上の5万~8万円代の商品が中心です。

 

工房系ならば4万円代以上

 最近人気の工房系のランドセルは、人工皮革のランドセルがだいたい4万円代〜、牛革のランドセルが5万円代〜、最高級のコードバンのランドセルとなると7万円代〜が相場です。例外もありますが、全体的な相場としては5万円以内ならば人工皮革のランドセル、牛革ならば5万円代以上、コードバンは7万円代以上といったところが目安になります。

 牛革で全かぶせ縦型のイメージが強いランドセルですが、改めてじっくり見てみると形状や素材でいろいろなものがありますよね!価格も素材や作りにより1万円で買えるものから20万円近いブランド物までさまざま。

 活発なお子様ならばより丈夫なものを選ぶ、小柄で通学距離の長い子には軽いものを買う、おしゃれな子ならば高級感のある素材のものやデザイン性の高いものを購入するなど、使われるお子様の性格や好み、環境を考慮しつつ種類や素材、予算を考慮してランドセルを選ぶことがポイントです。

 

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